
コーヒー飲むとおなかが緩くなっちゃうんだけど、なんでだろう?
このような経験をしたことはありませんか?
実はコーヒーを飲んで、おなかが緩くなるのは理由があります。そして、その対策もあります。
この記事では、コーヒーを飲むとなぜ下痢になるのか、そしてその対策について重要なポイントを説明していきます。
この記事を読んで、毎日のコーヒー生活を謳歌していきましょう(^▽^)/
コーヒーを飲んで下痢になる原因
コーヒーを飲んで下痢になる原因としては、以下の7点が考えられます。
- コーヒーのカフェインが原因
- クロロゲン酸の摂取による原因
- タンニンの摂取による原因
- 砂糖を入れることによる原因
- ミルクを入れることによる原因
- コーヒー豆の酸化による原因
- コーヒーの過剰摂取
おなかが緩くなる原因がたくさんあって、本当に飲んでも大丈夫なのって心配になっていると思います。しかし、安心してください。記事の後半になりますが、おなかを緩くさせないようにする対策もしっかりあるのでどんどん読み進めていきましょう。
おなかが緩くなる原因についてそれぞれ説明してきますね。
コーヒーのカフェインが原因
コーヒーの中にはカフェインという成分が含まれています。コーヒーといえばカフェインを思い浮かぶと思います。
カフェインには様々な作用があります。その中の1つに交感神経に影響を与える効果があります。交感神経に刺激を与えると、胃腸の働きがより活発になってしまい、正常に活動しなくなる可能性があります。
胃腸の活動が正常に働かなくなると、水分が体内で十分に吸収されなくなってしまいます。そのため、吸収されずに便として排出されるため下痢になってしまうのです。しかし、これはコーヒーだけにいえることではありません。
ほかにも、紅茶やエナジードリンク、ココアなど様々な飲料にカフェインが含まれています。そのため、コーヒーに限らず他の飲料を飲む際にも、下痢を引き起こす可能性がありますので、気をつけましょう。
しかし、交感神経に影響を与えるのはデメリットばかりではありません。詳しい詳細を知りたい方はこちらより参考にしてみてくださいね。
クロロゲン酸の摂取による原因
コーヒーにはカフェイン以外にも、クロロゲン酸という成分が含まれています。クロロゲン酸はポリフェノールに含まれる成分の1つです。クロロゲン酸には胃酸を分泌させる働きがあります。胃酸を大量に分泌することで、胃痛を起こしてしまい、下痢につながってしまいます。
そのためポリフェノール自体は、とても体に良い成分ですが、とりすぎは逆に体に悪影響ですので気を付けましょう。
タンニンの摂取による原因
エナジードリンクやコーラ、紅茶、ココアなどを飲んでも下痢にならないけど、コーヒーを飲むと下痢になる場合はタンニンという成分が原因かもしれません。タンニンもポリフェノールに含まれる成分の1つです。
タンニンは、本来は胃腸を修復する作用を持っています。しかし、多量に摂取すると胃腸をあらす原因になります。そのため、おなかが緩くなり下痢になってしまう原因になってしまうのです。
なので、コーヒーを飲むときだけの時はタンニンを疑ってみましょう。
砂糖を入れることによる原因
意外かもしれませんが、コーヒーだけが原因ではないんです。砂糖を摂取しすぎてしまうとおなかを下してしまう可能性があります。
砂糖を摂取すると、血糖値が上昇します。その後、体内の浸透圧が上昇し、腸の粘膜は浸透圧を元に戻そうとして水分を吸収しようとします。そのため腸内で水分吸収が上手く行われず下痢を起こしてしまいます。
この効果は砂糖の他にも、下剤やキシリトールなどでも起こります。砂糖を控えることも重要です。
また、砂糖を控えるとダイエットにも良い影響を与えるので、砂糖の入れる量を減らしみてはいかがでしょうか。
ミルクを入れることによる原因
砂糖以外にもミルクで下痢を起こしてしまう可能性もあります。意外ですよね。
実はコーヒー用のミルクは牛乳とは全く関係ないんです。コーヒー用のミルクは保存性をカバーするために添加物が多く含まれています。その中の成分が下痢を起こしてしまうといわれています。
コーヒー豆の酸化による原因
コーヒー豆にも鮮度というものがあります。一度焙煎すると、時間の経過と共に少しずつ酸化していきます。酸化したコーヒー豆を使ってコーヒーを抽出すると下痢になることがあります。
コーヒーの過剰摂取
これはコーヒーだけにいえることではありませんよね?たくさん摂取したら、おなかを壊したり体調を崩したりします。
飲み過ぎた場合、上記の原因の確率が大きくなります。飲み過ぎた分、成分を多く摂取したことになりますからね。
飲む量を意識してコーヒーを飲んでいきましょうね。
下痢をしないようにするコーヒーの飲み方対策
それでは今から下痢をしないようにするための飲み方について説明していきます。
下痢にならないようにするための対策としては以下の5点です。
- 適切な量のコーヒーを飲む
- カフェインレスのコーヒーを飲む
- 空腹時に飲まない
- コーヒー豆の鮮度を気にすること
- コーヒー用ミルクを入れるなら牛乳を入れよう
それでは詳細に説明していきます。
適切な量のコーヒーを飲む
下痢にならないために適切な量を飲むようにしましょう。コーヒーを飲み過ぎると、カフェインなどの多くの成分を過剰摂取してしまいます。
人によりますが、最大1日2杯~3杯にしましょう。また、一気に飲まないようにして、一度飲んだら時間をあけるよう心がけましょう。
カフェインレスのコーヒーを飲む
コーヒーには、カフェインレスコーヒー(デカフェ)というものがあります。カフェインレスコーヒーは、カフェインがほぼ含まれていないコーヒーです。
そのため、カフェインが原因だと考えられる方には一度飲んで頂きたいです。カフェインレスのコーヒーって、コーヒーと比べておいしくないと考えていらっしゃる方もいるでしょう。
しかし、最近のカフェインレスコーヒーはどんどんおいしくなっています。なので、一度試してみてはいかがでしょうか?
空腹時に飲まない
下痢にならないための対策として、空腹時にコーヒーを飲まないようにしましょう。空腹時にコーヒーを飲むと胃が刺激され、必要以上に胃酸が分泌されてしまいます。そのため、下痢になりやすくなります。
目覚めの1杯は水などおなかに負担を与えないものを飲むようにしましょう。
コーヒー豆の鮮度を気にすること
コーヒー豆にも鮮度があります。コーヒー豆も食べ物同様、新鮮ものほどおいしいです。また、鮮度が落ちると酸化して下痢をおこしやすくなる上、まずくなってしまいます。そのため、鮮度を保った状態で飲むようにしましょう。
焙煎してからの鮮度なのですが、豆の状態で保管する場合は1ヶ月~3ヶ月くらいです。ミルで粉にしたものであれば保存期間は2週間~1ヶ月くらいになります。
コーヒー豆や粉を買ったときは、もっと長い期限が記載されていると思うのですが、それは未開封だからです。上に書いてる期限は、開封してからです。
自分でコーヒーを作っている人ほど、コーヒー豆の鮮度がいかに重要であるかをドリップしたときにわかります。
ミルクを入れるなら牛乳を入れよう
上記の原因では、コーヒー用のミルクがよくないといいましたが、代用としては牛乳をいれてみてはいかがでしょうか。コーヒー用のミルクがダメなのは、添加物の量がとても多いからです。コーヒー用ミルクは下痢の原因になるだけでなく、ほかの病気になる可能性もあります。
そのため代用で困っているのなら、牛乳を使ってみてはいかがでしょうか?
まとめ:対策して楽しいコーヒーライフを!!!
今回は、「下痢になる原因」、「下痢にならないための対策」を紹介しました。
コーヒーの飲み方1つで、下痢や腹痛の心配なく、飲めそうです。
今後はコーヒーを飲むときに、下痢にならないために対策を知り、実践してみましょう。
下痢になったら、水分補給も忘れずにね?
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